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5Gの最前線であるIT都市を視察してきました。

コラム

2020.03.23

第5世代移動通信システム「5G」の最前線、中国のシリコンバレーと呼ばれるIT都市「深セン」を昨年12月に視察してきました。

 

もともと小さな漁村だった深セン市は1980年に経済特区に指定されて、わずか40年足らずで、人口が30万人から1400万人に増加するなど、人類の歴史上比類の無いスピードで発展。

 

通信機器の「ファーウェイ」や大手中国人の多くが使っているメッセージアプリWeChatで知られる「Tencent」といった大手企業をはじめとした、勢いのあるテクノロジー企業が集まることで中国全土からより優秀で野心的な若者がこの都市に仕事を求めてやってきます。
それを受けてさらに新たな企業も次々に進出するという好循環が起き、深センは急激なスピードで変化するもっともアツい産業都市となりました。

今回は世界最大の電気街「華強北」を訪れました。ファーウェイの輩出地ということで、メインの通りは「5G」一色。
5Gの最高伝送速度は毎秒10ギガビットと現行の第4世代(4G)の100倍と言われています。
超高画質映像とデータが遅延なく送信できれば、動画データの読み込み短縮をはじめ、リアルなVRのLIVE映像を見ながら機械を遠隔操作したり、離れた場所にいる人が同時に同じ体験をするといったことも出来るようになります。
また、弊社が取り組んでいるIoTソリューションにも大きく影響し、機器同士の高速通信による新たなアプローチが可能となります。

 

 

 

5Gは長崎では2020年6月末時点で一部導入されその後、臨時対応エリアが拡充される予定です。近い将来に備え、お客様に5G関連での最適なサービスをご提案できるよう準備を進めてまいります。

 

 

 投稿者:山口知宏